こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。2歳になりましたが、犬生はまだまだこれからです。
カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。
関東地方南部の皇帝直轄領、梅雨明け直後の猛暑日に比べれば、
いくらかしのぎやすい日が続いています。
しかし、ふさふさダブルコートのゴールデンレトリバーである僕にとって、
快適とは言い難い気温と湿度。あまり食欲がわきません。
そんな僕を心配してくれたのが、愛する妻、イングリッシュブルドッグのさゆりさん(仮名)です。

「ちょうどマイレージが貯まってましたの」と北海道へ飛び、
僕のために牛を倒してきてくれました。
さらにその牛肉を、さゆりさんのお母君が秘伝のレシピで
柔らかくジューシーに焼きあげてくれました。
ジップロック容器の蓋を開けたとたんに溢れ出してきた美味しそうな匂い。
元気復活! 食欲復活!
口元を引き締めて、よだれをこらえます。
いつものフードにドッグミルクの粉をかけ、お湯を注ぎ、スペシャルな牛肉をトッピング。
フードがふやけるまで、20分のおあずけ。
その20分が待ちきれず、下僕1に少し食べさせてほしいと懇願しました。
某ハインリヒ4世も真っ青の屈辱。犬帝の
権威が失墜した夜でした。
フードがふやけて、夕飯解禁。
ばくばくばくばくばくばくばくばく
からっ
ぺろっ僕が久々に見せた食いつきに、下僕2がむせび泣いてました。
さゆりさん、さゆりさんのお母さん、ありがとうございました。
ごちそうさまでした!