こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
いつのまにか4歳になってしまった成犬男性。体力の絶頂期を日々謳歌しています。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。スノーシーズン最後の思い出、
長野県諏訪郡富士見町の富士見パノラマリゾートで
スノートレッキングを楽しんだ日の模様を、5回にわたってお届けします。
今回はその3回目です。

午後1時過ぎになって、マナスル山荘を出発し、入笠山方面へ歩きはじめた僕たちでしたが、
「お花畑」の横の斜面で、早々にアタックを諦めました。

四足歩行の僕は普通に登れそうでしたが、
二足歩行でしかもスノーシューに慣れていない下僕たちには、
シーズンオフぎりぎりの雪斜面は難しかったようです。

下僕たち曰く、
スノーシューの小さな爪は固まった雪にうまくひっかからず、
かといってアイゼンでは雪解け間近の雪面を踏み抜いてしまう、と。
人間って不便ですね。

僕の見立てでは、あともうちょっと根性出せば登れただろうと思います。でも無理は禁物。
下僕たち人間の目には蓼科山が映ったようなので、よしとしましょう。
なにより、

この日の主目的は
僕が楽しく遊ぶこと です。
入笠山登山、これにて終了!
「下僕2~ チキってないで、早くそこから滑り降りてくるのだ~!」
登山ルートから、雪に埋もれたお花畑エリアに降りて、ロングリードに換装しました。
開放感ひゃっはー
雪の緩斜面ひゃっはー
ゆるみはじめた雪をずぼずぼ言わせながら全力疾走するひととき。

あっというまに体温が上がりました。

木陰で腹這いになってクールダウン。雪がひんやりしていて気持ちよかったです。

『陛下、お楽しみいただけましたか?』

「うむ! 今日は素晴らしい日だ。褒めてつかわす!」
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