こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。1歳ですが、まだまだ育ちます。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。もうすっかり夏ですね。
毎日暑いです。拷問です。勘弁してほしいです。
僕の部屋では、サーキュレーターが連日フル稼働。

小次狼兄さんの離宮にも、クリップオンタイプの小型扇風機がつきました。

エアコンは「もっとエコ自動」モードで連続運転中。
下僕2曰く、
『部屋にいる時間が長いなら、こまめにオンオフするより、
いっそつけっぱなしにしておいた方が省エネになるんです』
……たぶんN○Kあたりの情報番組の受け売りでしょう。
エアコンがついていても、
部屋の温度は29℃前後、湿度は60%前後。あまり快適とは言えません。
このような環境だと、バリケンネルの中で寝るのは厳しいものがあります。

一応、アイリスオーヤマの「ひんやりアルミプレート」が敷いてありますが、
ずっとその上に寝ているとプレートが温かくなってしまいます。
なにより、長時間クレートの中にいると、空気がこもって鬱陶しいんです。
ここでひとつの問題が持ちあがります。
クレートトレーニングです。
下僕たちは、ショップの店員さんや獣医師さん、
トレーナーさんなど様々な職種の方に、
「入院などでクレートに入らなくてはならない場合に備えて、
普段からクレートに慣れさせておいた方が良い」
とアドバイスされたそうです。
そんな経緯から、僕は夜間、ひとりでクレートで寝ることになっています。
去年の夏は、毎晩ちゃんとクレートで寝ていました。
けれど今年の夏は、クレートで寝るのがイヤでイヤで仕方ありません。
冬の快適さを知ってしまったせいでしょうか。
夏場、熱がこもりがちなバリケンネルの中が、とにかくイヤなんです。
夏でもクレートトレーニングを続けられるようにと、下僕2は知恵を絞りました。

たとえばこれは、クレートの扉の前に氷をたくさん置いて、
その冷気をサーキュレーターでクレート内に送りこむという、
非常に原始的な試み……あまり効果は感じられませんでした。
当の下僕2も、うまくいくとは思ってなかったらしいです。
実は、もっと簡単な解決策があります。
エアコンを25℃とか23℃とかに設定すれば、たぶん僕はクレートで寝られるんです。
しかしそのような温度設定は、時流に反するのだそうです。
節電をとるか、クレートトレーニングをとるか。
究極の選択を突きつけられた下僕たち。
結局、夏期の夜間クレートトレーニングは中止になりました。
『ハウス』という言葉の意味を忘れないように、
クレートに入る練習だけはするけれど、中で寝る必要はない、と。
本格的な夜間クレートトレーニングは秋になったら再開しよう、と。
これで僕は、夜でも好きな場所でのびのび寝られます。
やっほう!
ああ、扇風機の風とアルミボードのひんやり感が心地よい……zzz