こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。来月2歳になりますが、まだまだ育ちます。たぶん。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。僕は幼少時代の数週間を、ねこさんと同じ部屋で過ごしました。

※画像はイメージです
とはいっても、ねこさんの得意技は高みの見物。
普段は天井近くのキャットウォークを歩いていました。
気が向くと床に降りてきてくれましたが、
プロレスごっこにつきあってもらった記憶はほとんどありません。
ねこさんは、概して僕の手の届かない存在でした。

ねこさんと遊びたいなぁ……。
登る場所がまったくない草原で、思いっきり、ねこさんとおにごっこしたいなぁ……。
僕の願いとは裏腹に、現実はこうです。

木の陰にくろねこさん発見。

ねえねえ、くろねこさん、僕と遊ぼう?

あ……行っちゃうの……?

茂みの奥にねこさん発見。

なんでだろう。遊んでもらえそうな気がしない……。

フェンスの向こうにねこさん発見。

ねこさーん。こっちで僕と遊ぼうよ~ ……だめ?

あ、遊歩道の柵の向こうに、昨日のねこさん発見。

誰かにごはんもらってるの?
食べ終わってからでいいから僕と……遊んで……くれそうにない、ね……。
ねこさんは、皇帝直轄領のいたるところにいます。
しかし、誰も僕に気を許してくれません。
とても残念です。
フーッ……。