こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
いつのまにか3歳になりました。もうすっかり大人の漢です。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。撮りためた写真の整理を進める下僕2が、「未知との遭遇」画像を発掘しました。
時期は今年4月下旬。場所は神奈川県立相模原公園。
園内の
散歩もとい視察に励んでいた僕は、2体の不思議な生き物と出会ったのです。

『ラッキーですよ、陛下!
あれは
神奈川県公園協会のマーク、coenです!
まさかゆるキャラになって現れるなんて!』
歓喜の声をあげる下僕2。おもしろがる下僕1。
しかし僕はそれどころではありませんでした。

「よ、よよよ余は皇帝カイザーである。そ、そなたは何者だ?」
――ハーイ! ワタシハ
coデース!――

――ソシテボクガ
enデース!――
「ま、待て! まさかそなたら、簒奪など目論んではおるまいな?」

――サンダツ? 言葉ノ意味ガヨクワカリマセーン――
――ボクタチアワセテ
coenデース! 神奈川県公園協会ヲ、ヨロシクネー――

――ハイ、かめらニムカッテ、ちーず!――
『陛下、陛下! coenさんたちのご厚意に甘えて、記念写真撮りましょう!』

『陛下! こっち向いてくださいってば~』
「無理!」