こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
3歳半になりましたが、歩き出したら体力底なし。涼しくなって絶好調です。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝犬なんです。今まで公にしてきませんでしたが、このブログの書記官を務める下僕2は、
分不相応にも、デジタル一眼カメラを持っています。
それがこちら、EOS M。2012年に発売された、キヤノン初のミラーレス一眼カメラです。

今年の立春を迎えた頃、下僕2はこのカメラを、
お父君で自称プロカメラマンのご老公様から賜りました。

普通に買うとかなり高価なものらしいのですが、
「本格一眼レフの練習用に」と、ただで譲ってもらったそうです。

AFが速くないため、走りまわる犬などを撮るには不向きだけど、
「風景など動かないものを撮るなら申し分のないカメラ」とのこと。

このカメラの存在を今まで公にしてこなかった理由は、
ひとえに下僕2がこのカメラを使いこなせていないからです。

下僕2曰く、『「EOSで撮りました!」なんて、恥ずかしくて言えません』だそうです。

実際、
ミラーレスカメラのEOSで撮った写真とコンパクトデジタルカメラのPowerShotで撮った写真、
比べてみても、どちらがどちらだか僕にはわかりません。

今回の記事は、
EOS、PowerShot、先代COOLPIXで撮った画像が混在していますが、
僕にはどれがどれだか皆目見当もつきません。

「わかるか? 下僕1よ」
『……EOS本体の写真はEOS以外のカメラで撮ってるはずだろう』
「じゃあ僕たちのこのツーショット写真は?」
『……………………』

撮影に問題があるのか。RAWからJPGへの現像に問題があるのか。

GシリーズのPowerShotの性能は、EOS Mに引けを取らないということなのか。
そもそもWEB用サイズの小さい画像では、EOSとPowerShotの性能差は顕れないのか。
漆黒のPowerShotと純白のEOSを手に、撮影担当下僕2の苦闘は続きます。
皆様、どうか生暖かく見守ってやってください。

「下僕2、僕、そろそろ走ってもいい?」
『ダメです。私がEOS Mを構えているあいだはじっとしていてください』

「……………………
ですとろい」