こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
3歳半になりましたが、歩き出したら体力底なし。涼しくなって絶好調です。
カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。昨年11月初旬、僕たちは
秋の那須高原でキャンプをしました。
夜間の最低気温2℃。
僕のようなふさふさダブルコートの大型犬ならともかく、人間には寒すぎる環境。
しかも電源なしサイトで電気カーペット等のハイテク器具は使用不可。
それでも下僕たちは、湯たんぽ等の原始的な暖房アイテムを頼りに、ひたすら断熱と保温に努め、
なんとか無事にテントで朝を迎えることができました。
もちろん、決して快適に眠れたわけではなかったようです。特に下僕1が。
そこで下僕2が強行した、
先日の浪費もとい投資。
キャンパーズコレクション エアボールマット(2個セット) ARM-1807*2
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) EVAフォームマット ダブル140×217cm UB-3001
これら新兵器を駆使して、涼しい夜をもっと快適に過ごそうというのが、
今回のキャンプの主要テーマ。リベンジ秋キャンです。
前回お伝えしましたとおり、リベンジの舞台は
神奈川県相模原市緑区の道志川沿いに位置する山間のキャンプ場、
「緑の休暇村」内「青根キャンプ場」。
昨年の秋キャン同様、下僕たちは、電源なしサイトで最低気温ひと桁の夜に挑みます。
題して「涼しい夜の過ごし方 2014」。今回は「寝床編」。
下僕たちが涼しい夜に備えてテントを設営し、寝床を整える様子をご覧ください。
まずはテント設営。
EVA樹脂のジョイントマット(1cm厚・本当は室内用)とブルーシートを敷いて、
その上にQUECHUA
(ケシュア)の3人用ポップアップテント、2 SECONDS IIIのスタンダードタイプを設営。
テント内に、安物のアルミシートを2枚重ねで敷きます。
下のシートはアルミ面を地面側に、上のシートはアルミ面を天井側にするのが
下僕2の小さなこだわりです。遮熱・保温にどの程度の効果があるかはわかりません。
さて、ここから新兵器投入です。
アルミシートの上に、新兵器その1、EVAフォームマット・ダブルを敷きます。
「はい、次! この上にアレも敷くんでしょ?」
新兵器その2、エアボールマットの登場です。
マットを2個セットで買ったらおまけでついてきた、簡易フットポンプを使って、
下僕1がひたすら空気を入れます。シングルサイズのマット1枚あたり、所要時間3分半でした。
エアボールマットはマジックテープで連結可能です。
2枚つなげてダブルサイズになりました。
新兵器その3。……下僕2の浪費癖にも困ったものです。
ずいぶん前に、カインズホームで処分価格で売られていた、封筒型寝袋を広げて敷きます。
なんでも、エアボールマットを誰かさんの爪や泥汚れから守るため、らしいです。
そして昨年同様、
ロゴスの「丸洗い寝袋ファミリー・2」とマイクロファイバー毛布、1.8Lの湯たんぽをセット。
こたつ用マイクロファイバーカーペットも予備の防寒具として用意。
湯たんぽのお湯は、夜、焚き火を楽しみながら沸かします。
以上でテント設営と寝床のセッティングは終了です。所要時間は約30分でした。
就寝時の服装は、
上はフリース素材の肌着×1枚とタートル×2枚、ユニクロのウルトラライトダウンジャケット、
下はスキー用タイツとマイクロファイバー素材の暖パン、そして靴下。
下僕たちが仲良くビバンダムと化します。
それに加えて、昨年手痛い目にあっている下僕1は、尻と足にカイロを貼る念の入れようでした。
『あとは陛下を……』
「はいはいわかってますって! 僕も暖房アイテムなんでしょ!」
これからの季節、人間に湯たんぽ扱いされる大型犬は、きっと僕だけじゃないと信じています。
外気温3℃じゃなかったら、やってられない……。
さあ、この状態で下僕たちは快適な夜を過ごせたのでしょうか。待て、次号!