こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
3歳半になりましたが、歩き出したら体力底なし。涼しくなって絶好調です。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。神奈川県相模原市緑区、道志川沿いに位置する山間のキャンプ場に朝日がのぼりました。

電源なしサイトで最低気温ひと桁の夜を乗り切った下僕たちに、暖かい日の光が降り注ぎます。
この瞬間のために、あんなもの使ったりこんなもの使ったり、

キャンパーズコレクション エアボールマット(2個セット) ARM-1807*2

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) EVAフォームマット ダブル140×217cm UB-3001
豪快に焚き火したりしたわけですが、
昨年の那須高原での秋キャンと比べて、下僕たちは快適な夜を過ごすことができたのでしょうか。
ビバンダム、もとい、もこもこに防寒着を着こんだ下僕たちに聞いてみたいと思います。
「下僕1、夕べは良く寝られた?」
『俺が夜中、何度かトイレに起きたこと、知ってるだろう?』
はい。下僕1は今年も、最低気温ひと桁の中、寝袋から出てテントから出て、トイレに行ってました。
これを避けるために夕食を6時前に済ませたというのに。秋キャンの夕食に汁物は厳禁のようです。
「寝心地はどうだったの?」
『悪くなかった。敷物は大事だ。特にあのエアボールマットがいい。
地面のわずかな凹凸も感じずに済む。夏のキャンプでも使うと良いかもしれん』
「キャプテンスタッグのEVAフォームマットはどうだった?」
『直接その上に寝たわけじゃないから、わからん』
「寒くなかった?」
『去年よりはずっとマシだった。尻と足にカイロを貼っておいたのも良かったと思う』
「はい、じゃ次、下僕2。良く寝られた?」
『……エアボールマット、もう1枚ほしいです』
「あれよりさらに重ねたいの?」
『いいえ。テントいっぱいに敷きつめたいんです』
「なんで? 贅沢だなあ」
『陛下が私を押しのけて、エアボールマットから落としたんです!
ダブルサイズじゃスペース足りないんです!
テントがそもそも3人用なんだから、マットも3人分あるべきなんです!』
「あー……下僕1くん、下僕2にマット1枚」
『ちゃんとマットの上に寝られれば、快適でしたよ。地面の冷たさも感じませんでした。
EVAフォームマットとの重ね敷きが良かったのかもしれませんね。
でもやっぱりおけつだけは冷たかったです』
「下僕2、冷え性だからね」
『私もおけつにカイロを貼るべきでした……』
『エアボールマットは、ふくらますのが大変かもしれないと思ってましたが、
簡易フットポンプがあれば簡単にふくらみますね。
しまうとき、空気を抜いて畳むのに苦労するかもしれないとも思ってましたけど、
奥から丁寧に空気を押し出せば、意外とあっさり小さくなります。
購入時ほどぺたんこにはなりませんでしたが。
それとこのマット、テント泊だけでなく、車中泊にも使えそうですよ。良い買い物をしました』
「ということは、リベンジ秋キャン、成功だね!」
『まあ、去年よりはうまくいきましたね』
「じゃあさ、じゃあさ……」
「もう一泊していこう?」『無理です。身体がもちません』
「じゃあせめて、デイキャンプ申し込んで午後までここにいようよ」
『お昼の用意がありません。11時チェックアウトですので、急いで片づけて出ましょう』
「……………………」
「やだやだやだやだやだやだやだやだ!」「まだ帰りたくない!せっかくすぐそこに川があるのにまだ泳いでない!下僕たちばっかりテント張ったり火遊びしたり写真撮ったりしててずるい!僕ずっとおとなしく待ってたのに!川で泳ぐのずっと楽しみに待ってたのに!まだ帰りたくない!泳がずに帰るなんて絶対やだやだやだやだやだーーー!」
「………………………………………………………………」
緑の休暇村の青根キャンプ場、場内には犬が泳げそうな素敵な川が流れてます。

今度来るときは絶対に泳ぎたいです。
下僕たちには、もっとしっかりスケジュールをたてて、水遊びの時間を確保してもらいたいものです。

さようなら、青根キャンプ場。

また来るよ、緑の休暇村。