こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。1歳になっても、まだまだ育ちます。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。今日の僕も、いつもとひと味違います。
先日に引き続き、
「photo by GoRouKou」なのです。
下僕2のお父君は、「ご印籠をカメラに持ち替えたご老公、自称プロカメラマン」。
そんなご老公様が撮ってくださる写真、「photo by GoRouKou」は、
普段、下僕2がコンパクトデジタルカメラで撮る写真と比べると、明らかにグレードが違います。
ご老公様の撮影技術と、キヤノン砲とも言うべき望遠レンズをもってすれば、
「僕くっきり、背景ぼんやり」な
被写界深度が浅い写真だって撮れちゃうんです。
上の写真とか、
前回もお見せしたこの写真のように。

ご老公様に撮っていただいた子供の頃の写真はとても貴重です。
特に視察中の写真となると、ご老公様に撮っていただいたもの以外、
まともなものはほとんど残っていません。

少年時代真っ盛り。
このころの僕はまだ皇帝としての自覚が薄く、四六時中はしゃぎっぱなしで、
なかなかじっとしていられませんでした。
そのため、コンデジのシャッタースピードで撮れるのは心霊写真ばかり。
下僕2がひとりで随伴しながら撮るなど、到底不可能だったそうです。
そんなわけで、視察の合間、公園でボール遊びに興じている僕の姿が写真に残っているのは、ご老公様のおかげです。



これほどの写真を可能にする技術と機材ですから、
ときには、写らない方が良いものまで、しっかり写ってしまいます。
たとえばこの写真。
僕の顔、ちょっと迫力ありすぎだと思いませんか?

ボール遊びに熱中するあまり、コワモテになっているのは事実です。
しかし、それだけではないんです。
口元を拡大してみると、その原因がはっきり写っています。
血を見たい方はこちら(
・)をどうぞ。
……ちょうど歯が生えかわる時期だったんですよね。
それからこの写真。
もとは全身像だったのですが、とある配慮から、下僕2がバストアップに加工しました。

「配慮なんていらない、元画像を見たい」というおおらかな方は(
・)をどうぞ。
僕の後ろ足付近を見ると、下僕2がなにに配慮したのか、おわかりいただけると思います。
僕は別に隠さなくてもいいと思うんですけどね。
ご老公様、次はいつお会いできるかな~
「ところで下僕2、今回の写真を見ていて、気になったことがあるんだけど」
『はい、なんでしょう?』
「ご老公様に撮っていただくと、下僕2も一緒に写ることが多いよね?」
『そうですね』
「それで提案なんだけど、ちょっとやせてみたら?」
『……いえいえ、陛下との力比べで優位に立つためには、今の体重を維持した方が都合がいいんです』
「うん、まぁ僕にとっても、下僕2が漬け物石でいてくれた方が、いいトレーニングになって好都合だよ。でもね、足の太さとか、ヤバくない?」
『……』
パチン
「ん? 今の指パチンはなんの合図だっけ? あれ? なんで下僕1が僕の後ろに……」
「きゃーっ きゃーっ きゃーっ」