こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。1歳ですが、まだまだ育ちます。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。近所のホームセンターで繰り広げられた
下僕たちの奇行から数時間後――、

僕は、「中央自動車道」下り線、「談合坂サービスエリア」のドッグランにいました。
このドッグラン、僕が走りまわるには十分な広さです。アジリティもあります。
ウッドチップが敷いてあって身体が汚れにくいので、下僕2が喜んでいました。
夜半過ぎでも、明るいです。
フラッシュを焚かなくてもこんな写真が撮れてしまいます。ピカッ☆

僕が乗ってるこの三角形の台は、中~大型犬ゾーンにしかありませんでした。
小型犬ゾーンにも設置されるといいですね。
ドッグランで身体を動かし、気分良くクルマに戻ると、
下僕たちが車内をいじってシートを真っ平らにしてしまいました。
数時間前、ホームセンター駐車場でやっていた、アレです。
そして下僕2が高らかに一言。
『仮眠していきましょう!』え~~~!?この変形って、もしかして寝るためだったの!?
……そして夜が明けました。
ぶっちゃけ、

です。

決して広くはない車内で、人間の大人2人と僕が「川」の字になって寝るのは、
不可能ではありませんが快適でもありません。
しかも一晩中、クルマの外に人の気配があるし、
遠くでぶぉんぶぉんクルマの音がしてるし、落ち着かないったらないんです。
下僕1も、あまりよく寝られなかったと言います。
そんな中、ただひとり4時間以上爆睡していた下僕2は、きっと大物です。

『大物だなんてそんなぁ~
なにかあったら陛下が気づいてくれるだろうと思うと心強くて、
安心して寝られたんですよ~ ありがとうございました~』
ん? それってつまり、こういうこと?

……下僕2よ、ちょっとそこに座りたまえ。
仮にも皇帝である僕に見張り番をさせて熟睡するというのは、下僕としてどうなの?
本来、君が外を警戒し、僕をゆっくり休ませるのが(以下略)。
出発前に、もう一度ドッグランに行ってきました。
ウ○チを捨てるところもあるし、犬専の水道もあるし、良いところですね、談合坂SA。
