こんにちは。ゴールデンレトリーバーのカイザー(仮名)です。
遊びだしたら体力底なし。1歳ですが、まだまだ育ちます。

カイザーをドイツ語で書くとKaiserです。
Kaiserには皇帝っていう意味があります。
そう、僕って皇帝なんです。
・・・おや!? カボチャの国のようすが・・・!
おめでとう!
カボチャの国はぴかぴかの国にしんかした!それは11月上旬のある日、突然、起こりました。
近隣の
カボチャの国の様子が、がらりと変わってしまったのです。

このような、夜になると光り輝くオブジェがそこかしこに。
たくさんあったカボチャのオブジェがどこかへ消えてしまいました。
やっと見つけたと思ったら、光り輝くカボチャの馬車。
これってもしかして、クーデター? 革命?
カボチャの国の案内犬さんはどうなってしまったのでしょう。

いました!
カボチャの国の案内犬さんは、賀正を掲げるヘビのおつかいになっていました。

「案内犬さん、心配しましたよ! お元気そうで良かった!」
「…………」
「案内犬さん、いったいこの国でなにがあったんですか? どうしてヘビのおつかいに?」
「…………」

「……寡黙なところは、おかわりありませんね」
案内犬さんとの再会に安堵したのもつかのま。
下僕2が妙なことをつぶやきながら、ヘビのおつかいの衣装を手に取りました。
『これ、来年の年賀状に使えそう』
ぎゃあああああ~
な、なにをする~~~!
無礼者!
皇帝であるこの僕に、
ヘビのつかいをさせようというのか!
やめろ、やめぬか!
あああああああああ~
ああ、ヘビのおつかいにされてしまった……僕、皇帝なのに……。
例によって、マジックテープがあご下に届いてないし……ううぅ。